参議員選挙で各党は何を訴えているのか、シリーズでお伝えします。10日はれいわ新選組と社民党です。

 れいわは結党当初から、SNSをフル活用して議席を伸ばしてきました。

れいわ新選組 山本代表 「写真を撮られた方はその写真、ネット上に上げるなど大歓迎。自由にやって下さい。もしできることならコメントを入れていただけないですか。マイナスのコメントでも大歓迎です」

 批判的なコメントも歓迎するのは、閲覧数が増えれば党の認知度が上がると考えるからです。

 消費税の廃止を掲げ、平均的な世帯で1年間で30万円使えるようになると主張するなど、物価高対策を訴え続けています。

 ANNが7月に行った調査では、比例の投票先として伸び悩んでいますが、事前に告知を行わない「ゲリラ街宣」や、SNS戦略で支持拡大を狙い、7議席を目標にしています。

社民党 福島党首 「社民党、生き残りをかけた戦いです。ミサイルよりコメを、ミサイルより暮らしを、ミサイルより平和を」

 社民党は食料品にかかる消費税の廃止や、社会保険料の負担軽減を実現すると訴えます。

 庶民や労働者の側に立ち、「安心して生活し年を重ねることができる世の中を作る」と支持を呼び掛けますが比例の得票数は低下しています。

 今回、3議席以上を獲るか、2%以上の得票率がなければ国政政党の要件を失うという党の存亡がかかった選挙になっています。