アメリカのトランプ大統領が発表した日本への25%の関税に対し、アメリカ向けに日本酒や和牛などの輸出拡大を目指す事業者に不安が広がっています。
千代むすび酒造 岡空聡常務 「最終的に(日本酒を)飲まれる消費者にとってはかなりのインパクトがあるという状況になるので、極端に言うとお酒が売れなくなるのではないかと思っています」
日本の食品の販路を海外に広げる展示会が9日から始まり、日本の農畜産物や加工食品などを販売するおよそ700社が出展しました。
日本酒や和牛などをアメリカに輸出している事業者からは、トランプ大統領が7日、日本に新たに課すとした関税に対し、不安の声が相次ぎました。
日本食ブームが続くアメリカは、国別の食品の輸出先で去年1位になっています。