関東地方で10日夜遅くにかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあることなどを受け、政府は関係省庁による災害警戒会議を開催しました。

 気象庁によりますと、夕方から夜遅くにかけて茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京地方では線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあります。

 これを受け、政府は坂井防災担当大臣をトップとする災害警戒会議を開催しました。

坂井学防災担当大臣 「地元自治体の首長の皆様には地元気象台とも緊密に連携し、人命を最優先に考え、空振りを恐れずに避難指示等を出していただくようお願い致します」

 坂井大臣は関係省庁に対し、ライフラインに大きな被害が発生した場合にも迅速に復旧できる体制の確保などを求めました。

 また、大雨が予想される地域の住民に対してハザードマップを改めて確認するとともに、自治体の避難情報などに注意し、早めに安全を確保するように呼び掛けました。