日本海で非常に珍しい“巨大な群れ”の撮影に成功。その正体は。
撮影者 「最初はイカのように見えた」
水を噴き出しながら水面付近を泳ぐ黒い群れは、富山湾沖で撮影された映像です。
撮影者はクルージング中に目撃し、ドローンを飛ばしたといいます。
撮影者 竹内淳さん 「撮影した時は本当に遠くで湯煙みたいなのが上がってて。何かいる!何かいる!」
この生き物は一体なんなのか、地元の博物館に聞いてみると…。
富山市科学博物館 清水海渡主任学芸員 「あれはツチクジラ」
この群れの正体は「ツチクジラ」。体長約10メートルほどのクジラで、富山湾では生息が確認されていますが、撮影されるのは珍しいといいます。
富山市科学博物館 清水海渡主任学芸員 「クジラ自体が大きいので、浅瀬で撮られることがない。優雅に漂って群れでのんびりしている姿がきれいに撮れている。すごく珍しい」