2023年3月に北京市内で拘束され、スパイ容疑で起訴されたアステラス製薬の日本人社員の判決公判が16日に開かれることが分かりました。
日中関係筋によりますと、16日の判決公判は北京市内の第二中級人民法院で開かれ、大使館員が傍聴します。
反スパイ法に違反したなどとして、帰国直前に拘束されたアステラス製薬の日本人社員の男性は2024年8月に起訴され、2024年11月に初公判が開かれていました。
6月に行われた直近の領事面会では健康状態に問題はなかったということです。
日本側はこれまでも、首脳会談などで男性の早期釈放を求めてきましたが、釈放には至っていません。