仙台市で持ち上がっている、大規模太陽光発電所の建設計画についてです。反対する住民らが5000筆余りの署名を郡市長に提出し、規制する条例の制定を要望しました。

 秋保再エネ問題連絡会安藤哲夫会長「今ある条例に付け加えるか、新たにつくるか早急にお願いして是非このメガソーラーの設置を止めていただきたいと」

 反対署名を提出したのは、秋保地区の住民でつくる10の団体です。署名は5385筆で、うち3071筆はオンラインで集めました。

 計画は、沖縄県の開発企業が太白区秋保町の約600ヘクタールの山林に大規模な太陽光発電所の建設で、2027年5月の着工を予定しています。

 住民たちは水源や景観が悪化すると主張していて、15日は建設を規制する条例を制定するよう郡市長に要望しました。

 秋保再エネ問題連絡会安藤哲夫会長「断固阻止。特に水源これをやられたら簡単には直りませんから、こういう人たちを保護するのは当然自治体の義務ですよ」

 郡市長は「大規模な伐採を伴う計画には歯止めが必要」と同調し対応を検討する考えを示しました。