アメリカのトランプ大統領はイギリスのスターマー首相と会談し、いち早く妥結した両国の関税合意を評価しました。

トランプ大統領 「イギリスに多くの雇用が生まれ、アメリカにとっても素晴らしい合意だ」

 イギリス北部のスコットランドを訪問しているトランプ大統領は28日、イギリスのスターマー首相と会談し、イギリス製品に対する関税を10%にすることで5月に合意に至ったことを評価しました。

 日本やEU(ヨーロッパ連合)に対する関税率の「15%」よりも低い理由について記者に尋ねられると、トランプ氏は自身の母親がスコットランド出身であることに触れて「我々は非常に特別な関係にある」と主張しました。

 また、トランプ氏は関税を巡り、いまだ合意に至っていない国や地域に対する関税率は「15~20%の範囲になるだろう」との認識を示しました。