アメリカのトランプ大統領は食料不足による飢餓が深刻化するパレスチナ・ガザ地区に「食料センター」を設置すると明らかにしました。

トランプ大統領 「食料センターを設置する。信頼できる人たちと協力して実行し、資金も提供する」

 トランプ大統領は28日、「ガザの子どもたちは深刻な飢餓状態にある」と述べ、誰もが食料を確保できるという「食料センター」を設置する意向を明らかにしました。

 資金はアメリカが拠出し、他国も参加するということです。

 また、イスラエルのネタニヤフ首相が「ガザに飢餓はない」と発言したことに対して「テレビを見る限り違うのではないか。子どもたちは非常に飢えているように見える」と異議を唱えました。

 WFP(国連世界食糧計画)によりますと、ガザに住む3人に1人が数日間、食事を取れていない状況だということです。