東京都内では5日、熱中症で226人が救急搬送され、今年最多を更新しました。神奈川県と千葉県では死者も出ています。
東京消防庁や稲城市消防本部によりますと、都内では5日、熱中症で13歳から93歳までの男女合わせて226人(暫定値)が病院に救急搬送されました。
男性が153人で女性が73人でした。
そのうち、80代の男女と70代の男性の合わせて3人が生命の危険がある重篤だということです。
都内で一日に200人以上が熱中症で救急搬送されるのは今年初めてです。
東京消防庁は喉が渇く前に、こまめに水分補給するよう呼び掛けています。
また、神奈川県と千葉県では死者が出ています。
川崎市では80代の女性が熱中症の疑いで死亡しました。
消防が駆け付けた時、部屋のエアコンは付いていなかったということです。
千葉県横芝光町では70代の男性が自宅の居間で倒れているところを知人が発見し、救急搬送されました。
男性は意識不明の状態で搬送され、病院で死亡が確認されました。
熱中症が原因とみられています。