アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領、そしてヨーロッパ各国の首脳らが同席した会談が始まりました。

 トランプ大統領とゼレンスキー大統領による協議が行われた後、ヨーロッパ各国の首脳を交えて記念撮影が行われ、その後、日本時間の19日午前4時前、会談が始まりました。

 この会談にはイギリス、フランス、ドイツ、イタリア、フィンランドの首脳のほか、EU(ヨーロッパ連合)とNATO(北大西洋条約機構)の首脳も出席しています。

 ウクライナの領土やロシアから再び攻撃されないための「安全の保証」が主な議題になるとみられています。

 ヨーロッパの首脳らは「国境は武力によって変更されてはならない」と一貫して主張していますが、アメリカメディアはトランプ大統領はウクライナが東部2州をロシアに引き渡せば和平合意が可能だという考えを伝えていて、会談の行方が注目されます。