東北北部では19日から記録的な大雨となっています。秋田県仙北市では桧木内川が氾濫し、一部で緊急安全確保が発令されています。

 活発な前線の影響で、東北北部では19日から大雨が続いています。

 秋田県の仙北市は市内を流れる桧木内川が氾濫したとして上桧木内地区に警戒レベル5の緊急安全確保を発令しました。

 秋田県や青森県では、12時間に降った雨の量が8月ひと月分のおよそ7割に相当する200ミリ前後に達していて、8月の観測史上最大を記録しています。

 東北北部では21日の昼前にかけて断続的に激しい雨が降り、多い所ではさらに150ミリの雨が降ると予想されています。

 新たな河川の氾濫や土砂災害などに厳重な警戒が必要です。