アメリカとウクライナの首脳会談中にもロシア軍による攻撃が続き、ウクライナでは一夜で少なくとも8人が死亡しました。
ウクライナ当局などによりますと、18日夜から19日朝にかけてウクライナ各地でロシア軍のドローン270機とミサイル10発による攻撃がありました。
東部のドネツク州ドブロピリャでは複数の集合住宅に着弾して1人が死亡するなど、一連の攻撃でウクライナ全土で少なくとも8人が犠牲になり、53人がけがをしたということです。
攻撃があった18日夜にはアメリカ・ワシントンでゼレンスキー大統領やヨーロッパ各国の首脳らとトランプ大統領との会談が行われていました。
会談でトランプ大統領は和平合意を結ぶにあたって停戦は必要ないとの考えを示しましたが、ドイツのメルツ首相は「停戦の実現に向けて努力し、ロシアに圧力を掛けよう」と呼び掛けました。