日本大学のアメリカンフットボール有志の会が関東大学リーグの「2部」所属となった決定は不服として、選手が日本スポーツ仲裁機構に申し立てました。

 26日に申し立てを行ったのは、日本大学のアメリカンフットボール有志の会の酒井佑昌選手(20)です。

 日大アメフト部は薬物事件を受けておととし廃部になり、有志の会は事件に関係のない学生で作られた後継組織です。

 有志の会は今年6月に関東大学リーグへの復帰が認められましたが、所属は2部リーグとなり、事件当時に入学した学生が大学日本一を決める「甲子園ボウル」に出場できないということです。

 申し立ての後の会見で酒井選手は「チャンスをもらってプレーできるのはうれしいこと。それでも自分たちは1部でやりたい」と話しています。