9月1日の「防災の日」を控え、大手コンビニエンスストアが災害時に店舗の厨房(ちゅうぼう)を活用して「おにぎり」を作る訓練を行いました。

 この訓練はローソンが実施したもので、災害の発生によって店舗へのおにぎりなどの納品が滞ったという想定で行われました。

 店舗に備えているコメと炊飯器を使い、店内の厨房でスタッフがおにぎりを作る流れを確認しました。

 厨房で調理したおにぎりを販売していない店舗でも災害の際には、おにぎりを作って販売できるということです。

ローソン リスク統括部 石合大悟部長 「コンビニエンスストアがライフラインとして地域のお客様方に頼りにされているなか、災害時に厨房ということの強みを生かして安定しておにぎりを供給することができれば」

 また、水や保存食を日常生活で使いながら一定量を備蓄する「ローリングストック」に適した商品を紹介するコーナーも設置し、家庭での備えを呼び掛けています。