トランプ関税を巡り、赤沢経済再生担当大臣が28日に訪米する予定であることが分かりました。日米で合意した80兆円規模の投資について共同文書を作成し、発表するものとみられます。

 政府関係者によりますと、赤沢大臣は28日から3日間の日程でワシントンを訪れる予定です。

 アメリカのラトニック商務長官は、日本との関税協議で合意した80兆円規模の投資に関する発表を今週後半に行うと明らかにしていて、今回の訪米ではアメリカが求めた投資についての共同文書を発表するとみられます。

 日本はこれまで相互関税に関する大統領令の修正や、自動車関税を引き下げる大統領令の発出が最優先であることから、文書の作成はしないと説明してきました。

 一転、文書化に応じることで一連の大統領令の発出につながるかが焦点です。