宮城県の新型コロナの感染者数が急増していて、県は感染対策を徹底するよう呼び掛けています。全国的に流行している変異株、ニンバスが流行しているとみられます。

 24日までの1週間に確認された宮城県の新型コロナの感染者数は、1医療機関当たり10.05人と3.87人だった前の週から2.5倍以上に増えました。

 保健所別では大崎15.40人と最も多く、次いで塩釜15.00人、仙台市7.46人などとなっています。

 年代別では40代14.6%と最も多くを占めていて、次いで50代13.4%、0歳から4歳が11.9%などとなっています。

 県は増加の理由について前の週はお盆期間中で休んでいた医療機関が多かったとしたうえで、全国的に流行している変異株ニンバスが流行してきたことなどが考えられるとしています。

 手洗いや換気など、基本的な感染対策の徹底を呼び掛けています。