2015年、箱根山の大涌谷であった水蒸気噴火から10年が経ち、火山活動の状況や避難ルートを確かめる防災イベントが行われました。
2015年6月、箱根山の大涌谷で観測史上初めて小規模な水蒸気噴火があり、今年で10年になりました。
噴火から10年が経過したことや、去年から「火山防災の日」が制定されたことに伴い、初めて避難ルートを確かめるイベントが行われました。
参加者はいくつかのグループに分かれ、噴石が飛んできたらどこに避難するか、どのルートを行けば歩きやすく避難しやすいのかなど、自身の足で確かめていました。
参加者 「直線なので噴石が落ちてきた時に石がごろごろと勢いが増すと、かなり危険ではないかと感じた」
主催した「箱根ジオパーク推進協議会」は「周りの人にもきょうの経験を話して、皆で備えていけたら」と呼び掛けました。