アメリカのトランプ大統領は、イギリスによるパレスチナの国家承認の方針に同意しない考えを示しました。
イギリスを国賓として訪問中のトランプ大統領は18日、スターマー首相とガザ問題やウクライナ情勢について協議しました。
ガザ問題を巡り、イギリスはガザでの人道危機を深刻化させたイスラエルへの対応として、パレスチナを国家承認する方針を示しています。
トランプ大統領 「この点ではスターマー首相と意見が異なる。数少ない意見の相違だ」
トランプ氏は戦闘の終結を望むとしたうえで、パレスチナの国家承認には同意しない考えを示し、イスラム組織「ハマス」に対し、直ちに人質を解放するよう求めました。
パレスチナの国家承認を巡っては、ニューヨークの国連本部で22日に開かれる会合で議論される見通しです。