アメリカのトランプ大統領は、敵対的だと判断したテレビ局に対して放送免許を剥奪する可能性に言及しました。
トランプ大統領 「彼らは基本的に私に悪い報道しかしていない。彼らは放送の免許を持っている。その免許は取り上げられるべきではないかと思う」
トランプ大統領は18日、記者団に対し、大手テレビ局の番組は自分を攻撃ばかりする民主党の手先だと非難し、「放送免許を取り上げられるべきだ」と述べました。
放送免許については自らが任命した連邦通信委員会(FCC)のカー委員長の判断に委ねられるべきだとの認識を示しました。
今回の発言は保守系活動家カーク氏の射殺事件を巡り、ABCテレビの人気番組の司会者がトランプ氏の支持者を批判して、番組を降板させられたことを受けたものです。
トランプ政権下で強まるメディアへの圧力について、言論の自由への侵害との懸念が広がっています。