アメリカのトランプ大統領は、イギリスによるパレスチナの国家承認の方針に同意しない考えを示しました。

 イギリスを国賓として訪問したトランプ大統領は18日、スターマー首相とガザ問題やウクライナ情勢について協議しました。

 イギリスはガザの人道危機を深刻化させたイスラエルへの対応として、パレスチナを国家承認する方針を示しています。

アメリカ トランプ大統領 「この点ではスターマー首相と意見が異なる。数少ない意見の相違だ」

 トランプ氏は戦闘の終結を望むとしたうえで、パレスチナの国家承認には同意しない考えを示しました。

 一方、両首脳はAIなどの先端技術で連携を強化する協定に署名しました。

 AIや量子コンピューターの共同研究を進めるほか、原子力発電の拡大を目指すとしています。