自民・公明両党の幹部が中国共産党幹部と意見交換を行う「日中与党交流協議会」を巡り、秋に予定されていた日本での開催が中国側の事情で見送られる見通しとなりました。
日中与党交流協議会は今年1月、自民党の森山幹事長や公明党の西田幹事長らが訪中して7年ぶりに再開され、次回は秋に日本で開催することで合意していました。
ただ8月、中国共産党で対外活動のトップを務め、会にも出席する劉建超氏が当局に拘束されたとアメリカの有力紙が報じました。
関係者によりますと、劉氏の消息が分からないことからこの秋の日本での交流協議会の開催を見送る方向で調整しているということです。