JR東日本は、働き方改革の一環として一部の路線でこれまで深夜帯に集中して行っていたレールや枕木交換などのメンテナンス作業を日中に行うことを決めました。

 石巻線や気仙沼線の一部区間が対象で、突発的な作業や踏切工事など、昼間作業が困難な作業を除いて夜間作業を無くすということです。

 12日に石巻線のレール交換作業が公開され、JR東日本から委託を受けた業者の作業員21人がレールを吊り上げる機械で古くなったレールを外し、新しい物に取り替えました。

 日中の作業は深夜と比べて安全で効率的に進められる上、重機による周辺への騒音の影響も少ないということです。

 JR東日本仙台保線設備技術センター渡辺琢磨副所長「沿線にお住まいのお客様、普段ご利用いていただいているお客様には運休等でご迷惑をお掛けすることなりますけれども、ご理解をいただきながら進めていくことが大事なのかなと考えてございます」