日中の経済団体が開いた新年会に駐日中国大使の代理で商務公使が出席し、日中関係について「国交正常化以来、最も厳しい局面に直面している」と述べました。

 7日、東京都内で開かれた賀詞交歓会には日中の政治・経済の関係者ら約400人が出席しました。

 例年は駐日中国大使が出席してあいさつしますが、日中関係の悪化を受け、今年は羅暁梅商務公使が代理で出席しました。

 羅公使は1972年の日中共同声明などを挙げ、「確立された両国関係の原点が守られるかという深刻な事態だ」と指摘しました。

 一方、新年会を主催した河野洋平元衆議院議長は「非常に残念な事態が起きた」と述べ、台湾有事を巡る高市総理大臣の国会答弁を批判しました。

 また、河野氏は「日中関係のつまずきで、ずいぶん多くの皆様が四苦八苦している」と述べ、「どうやればもとに戻るかといえば日本の政治が戻す以外にない」と強調しました。

 そのうえで、「一日も早く間違いがあるなら直してほしい。誤解があるなら、その誤解を解く努力をしてほしい」と高市総理に対応を求めました。