絶景ゆえに外国人観光客が殺到して問題になった交差点で23日、新たな対策が取られました。各地の絶景スポットは今、どうなっているのか取材しました。
■外国人殺到の交差点で新対策
富士山とレトロな街並みを目当てに外国人観光客が殺到しているのが山梨県富士吉田市の交差点です。
横断歩道に人があふれ、車の通行を妨げることも。そのため警備員を配置し、観光客を誘導する対応も取られてきました。
地元の人(70代) 「土日は危ない。(車が)通れないから、外国人観光客がいっぱいで道路に」
車と歩行者の接触事故などを防ごうと、23日から新たな対策が始まりました。
それが、信号機の運用変更です。
これまでは、歩行者と車は同じタイミングで青信号に。車が曲がるためには歩行者が横断歩道を渡り終えるのを待つ必要がありました。
23日からは、歩車分離。まず、歩行者の信号だけが青になります。歩行者が渡り終えると…。今度は車が青信号に変わり、歩行者を待たずに進めるようになりました。
新たな対策に地元の人は…。
近隣住民 「(歩車分離)良いですね。車が危なくないし、渋滞が少なくなるのでは」
ただ、赤信号なのに左折しようとする車も…。警備員に止められます。
新たなルールが浸透するには、まだ時間がかかりそうです。
スタッフ 「きょうから歩車分離になった」
一方、外国人観光客が殺到したもう一つの富士山撮影スポットでは…。
危険な道路の横断などを防ごうと、富士山を隠す高さおよそ2.5メートルの黒い幕を設置。その後、交通の妨げにならないよう、背の低い茶色い幕に変更してきました。
対策の効果はあったのでしょうか。
近隣住民によりますと、幕が設置されたことで以前より状況が改善。横断歩道のない場所を渡る人は、ほとんどいなくなったということでした。