27日、国連総会の場で、怒号が飛び交う事態となりました。

 この日、行われたのはアメリカのキューバへの経済制裁についての審議です。

 制裁の解除を求める決議案に対して、アメリカのウォルツ国連大使は、反対意見とともにキューバ政府が国民から財産を奪い、人権侵害を行ってきたと主張。

 これにキューバ代表団が激しく反発、机をたたいて不満を訴えます。さらに席を離れ、壇上に向かって歩き出したキューバのロドリゲス外相に対して、ウォルツ大使は…。

アメリカ ウォルツ国連大使 「閣下、あなたがこれを聞きたくないのは分かります。ですが、ここはアメリカ、国連ですよ。独裁政権の国ではありません」

 そして非難の応酬が始まったのです。

キューバ ロドリゲス外相 「あなたは嘘つきだ」 アメリカ ウォルツ国連大使 「下がれ」 議長 「審議を中断します」

 翌日、行われた投票では、日本を含む130カ国が賛成し、制裁解除の決議案は採択されたのでした。