宮城県七ヶ浜町の住宅で倒れている男女3人が見つかり、死亡が確認された事件についてです。司法解剖の結果、兄弟の死因は首をしめられたことによる窒息死だったことが分かりました。

 この事件は28日午後1時ごろ、七ヶ浜町松ヶ浜の渥美勝さん(70)の住宅で、勝さんと妻の一枝さん(49)、勝さんの兄の實さん(73)が倒れているのが見つかり、いずれも死亡が確認されたものです。

 司法解剖の結果、勝さんと實さんの死因は首をしめられたことによる窒息死で、死亡推定時刻は遺体が発見された当日の早朝から正午ごろの間だったことが分かりました。

 また、首と手首から血を流した状態で見つかった一枝さんの死因は、出血性ショックの可能性があるということです。

 警察は、無理心中の可能性もあるとみて調べています。