6日にトルコ南部で発生した地震は、懸命な救助活動が続いていますが犠牲者の数が増え続けています。この地震について、東北大学の専門家は「日本でも活断層帯の動きに注意が必要」と警鐘を鳴らします。

 6日にトルコ南部で発生した大地震。死者の数は9500人近くに達しています。

 この地震について東北大学の遠田晋次教授は、トルコ南東部にある700キロから800キロにわたる活断層帯の一部のずれが、大地震を引き起こしたと分析しています。

 東北大学災害科学国際研究所遠田晋次教授「東アナトリア断層と言いまして、数百キロぐらいの非常に長い断層帯なのですが、その部分の200キロ前後ぐらいの部分がずれ動いて、マグニチュード7や8の非常に大きな地震を起こしたということになります」

 遠田教授によると、世界ではマグニチュード7や8以上の直下型地震が2000年以降、平均して5年に1度の頻度で起きているということです。

 遠田晋次教授「今回は人口が密集している所の真下で断層が動いたということで、大きな被害になったと思います」

 遠田教授は、日本の活断層帯の動きにも注意が必要と指摘します。

 遠田晋次教授「日本の場合は活断層が非常に狭い地域に密集してますので、一度どこかの断層が大地震を起こすと我々、連動と言いますけれども、一つの断層が隣の断層の動きを刺激して、大きな地震になることも考えないといけないと思います」