宮城県の小中学校などで英語指導をサポートするALT=外国語指導助手の22人が石巻市の震災遺構を見学しました。
震災遺構訪問はALTの研修の一環として県が実施し、アメリカやカナダなどから来日して宮城県の学校に勤務する22人が参加しました。
22人は震災の津波と火災で大きな被害を受けた門脇小学校で、英語による語り部を行う団体から当時の状況の説明を受けました。
「私は生徒全員の安全を確保するために自分の命を懸かけるつもりです。それが教師としての私の仕事です」「一瞬で全てが変わるという事実がもう1回思い出させられて。1人1人を大切にして生きていきたいと思います」
参加者らは、石巻市でALTを務め震災の津波に巻き込まれ亡くなった、アメリカ出身のテイラー・アンダーソンさんの記念碑を訪れ黙とうを捧げました。