楽天イーグルスは15日、投手陣がオリックス打線に16安打を浴び6失点しましたが、楽天はオリックスを上回る17安打7得点で、両チーム合わせて33安打の乱打戦を制しました。

 楽天は3回表にチャンスを作り、7月の月間打率3割超えの辰己がレフトフェンス直撃のタイムリー2ベースを放ち先制します。

 その後逆転を許した楽天ですが6回表、2アウトからチャンスを広げ先発マスクの堀内がこの日2安打目となるセンター前ヒットで満塁とすると、続く辰己が逆転満塁ホームラン。7年目にしてプロ初のグランドスラムで、5打点を叩き出す大活躍を見せます。

 更に1点を追加した楽天ですが、8回裏に6番手の西口が2アウト満塁のピンチを背負うと、代打の中川に2点タイムリーを打たれ6-6と同点に追いつかれてしまいます。

 試合はそのまま延長戦に入り迎えた延長10回表、楽天は1塁3塁とチャンスを広げ4試合ぶりスタメン出場の小深田がこの日4安打目となるタイムリーを放ち勝ち越し、4時間39分に及ぶ乱打戦を制しました。

 小深田大翔選手「久々のスタメンで結果を残すことを考えた。いい結果につながって良かった」

【15日】オリックス6-7楽天@京セラドーム大阪