実用化を目指す次世代太陽電池「ペロブスカイト」の実証実験が東京体育館で始まりました。
ペロブスカイト太陽電池は室内の光などで発電することができ、将来的には製造コストが抑えられることから、新たな太陽電池として実用化が期待されています。
東京都はペロブスカイト太陽電池で発電した光で歩道を照らすライトを東京体育館の周りに35個設置し、屋外環境での発電量や耐久性を調べる実証実験を始めました。
小池都知事 「地面に直角に立っているということで、軽くて薄くて曲がるという特質を生かして色々なところで活用できる点も大きいかと思う」
都は12月までこの実証実験を続け、実験結果が良ければ継続して設置するとしています。