立憲民主党は両院議員懇談会を開き、参議院選挙の総括案を示しました。出席者からは執行部の責任を問う声が上がりました。

 会議には野田代表ら党執行部と、所属の国会議員らが参加しました。

 参院選で獲得議席を伸ばせず比例票では野党の中では3位に沈んだことを受けて、出席者からは「責任を取るべき人が取らねばならない」と、人事の刷新を求める声が上がりました。

 これに対し執行部は「職責の重責は認識している」と述べるにとどめました。

 総括案には参院選の結果について「勝利することができなかった」と表記されていますが、出席者からは「甘すぎる」「敗北と書くべき」などといった声が上がりました。

 執行部の一人は「こうした意見を取り入れないと党の足元がぐらつく」と述べていて、総括案をより厳しく修文する方向で、早ければ26日にも正式決定する予定です。