福岡市で幼いきょうだい3人の命が奪われた飲酒運転事故から19年が経った今月25日、母親が飲酒運転撲滅を訴えました。

 2006年8月25日、福岡市の橋で大上さん一家5人が乗る車が飲酒運転の車に追突され海に転落。長男の紘彬くん(4)、次男の倫彬くん(3)、長女の紗彬ちゃん(1)のきょうだい3人が亡くなりました。

大上かおりさん(48) 「8月25日を撲滅大会の日としてくれた思いを大切にしながら、でも、この撲滅大会がいつか解散できる日がくることを願って」

 母親の大上かおりさんは今月25日、北九州市で開かれた大会に初めて参加し、飲酒運転撲滅を訴えました。

大上かおりさん 「生かされている意味をこれからも問い続けていきたい」