先週、FRBのパウエル議長が利下げを示唆したことが波及して、25日の日経平均株価は続伸して始まり、上げ幅は一時500円を超えました。

 ただ、その効果は限定的で円高の影響もあり上げ幅は縮小。終値で4万3000円台を回復することはできませんでした。

東京海上アセットマネジメント運用本部 中川喜久エグゼクティブ・エキスパート 「日銀の利上げ(の可能性)が株価の重しになってきますし、(為替が)140円台後半の今ぐらいで推移しているのが、一番株式市場にとっては居心地がいいのかなと思う」

 アメリカ半導体大手・エヌビディアの5月から7月期の決算発表を27日に控えるなか、今後の見通しは…。

「月初に関しては重要な経済指標があります。特にアメリカでいうと雇用統計が出てくるので、こちらがあまりにも市場の期待からかけ離れるような、強くても弱くても市場には混乱がある」

(「グッド!モーニング」2025年8月26日放送分より)