日本郵便は、アメリカ宛の郵便物の一部について、27日から引き受けを一時停止すると発表しました。
引き受けを停止するのは小包など物品が入る郵便物で、販売を目的とするものや、個人の間の贈答品で価格が100ドルを超えるものとしています。
アメリカのトランプ政権が、少額の輸入品への免税措置を停止することを受けた対応だということです。
はがきや書類のほか、個人間の贈答品でも100ドル以下の郵便物については、課税されない見込みだとして引き受けを継続します。
日本郵便は「アメリカ当局が免税停止に伴い、ガイドラインを出したものの、実施すべき手続きが不明確で運用が極めて困難な状況」と説明しています。