下げ幅が一時600円を超える場面もあった26日の日経平均株価。終値は前の日より413円安い4万2394円でした。

ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏 「取引開始直後から為替市場で急速な円高に動いたのが、(FRBの)クック理事への解任通知書だった。中央銀行の独立性を脅かすものでもある。すなわち、米ドルの信認が揺らぐことに、マーケットとしてはどうしても考えざるを得ないので。その結果、米ドルを売って円高という動きが起きた」

 日本時間の28日早朝には、株価に大きな影響を及ぼす可能性があるアメリカ半導体大手「エヌビディア」の決算発表があります。

井出氏 「ここ最近、アメリカや日本の市場では、AIバブルじゃないかといった見方も一部にはありました。すなわち、AIに対する期待が高すぎて、株価も買われすぎているんじゃないかということ。AIバブルでもなんでもない実力なんだという見方に戻るのか。もしくは、AIバブルかもしれないと再び警戒感が高まるのか。そういう意味でも、市場の注目度は非常に高い」

(「グッド!モーニング」2025年8月27日放送分より)