仙台市の新型コロナウイルスの1医療機関当たりの感染者数が、2025年で最も多くなりました。変異株が流行している可能性があります。

 24日までの1週間に仙台市で確認された新型コロナの1医療機関当たりの感染者数は、前の週より5.23人増えて7.46人となり、2025年で最も多くなりました。

 区ごとに見ると青葉区と泉区が9.00人と最も多く、次いで太白区が7.20人などとなっています。

 増加の要因として仙台市では、お盆で医療機関が休みだったことの反動に加え、全国的に流行している変異株ニンバスの影響が考えられるとしています。

 学校などの夏休みが明け人と接触する機会が増えることから、手洗いや換気などの感染対策を徹底するよう呼び掛けています。