27日に行われた王位戦七番勝負の第5局。2日目の27日は、挑戦者の永瀬拓矢九段が、右玉に構えた藤井聡太七冠に攻めかかります。

 劣勢に立たされた藤井七冠。これまで幾度となく逆転劇を演じてきましたが、粘ることができず押し切られ、互いに持ち時間を1時間以上残したまま、91手で投了。

 6連覇に王手をかけている藤井七冠は、タイトル戦7番勝負では自身初めてとなる連敗となりました。

日本将棋連盟 香川愛生女流棋士 「自分の自信のある局面で封じて2日目に持ち込むという戦い方が、永瀬九段の用意周到さが感じられる展開だった印象。永瀬九段が一方的に藤井王位を攻め倒して、完勝したと言っていいような内容だったと思います」

(「グッド!モーニング」2025年8月28日放送分より)