EUなどはニホンウナギを含むウナギの全種類を国際取引の規制対象とすることを求めています。11月下旬から開かれるワシントン条約の締約国会議の議題として共同提案しています。

 この提案について、ワシントン条約の事務局は「規制対象とする基準を満たす」という暫定評価を発表しました。締約国会議で採択されれば、ウナギの輸出が許可制となります。

 日本はニホンウナギの稚魚を中国などから輸入していて、採択された場合、国内の流通に影響が出る可能性があります。

 日本はニホンウナギについて「資源量は十分確保されていて、国際取引による絶滅の恐れはない」と主張しています。

(「グッド!モーニング」2025年8月28日放送分より)