異例の猛暑が続くなか、羊の肉を扱う店がなぜかジワジワと増えています。

■猛暑のなか…女性にも なぜ今人気?

 東京・有楽町にあるジンギスカン専門店「ラムちゃん」。首都圏を中心に15店舗ありますが、全国で50店舗まで増やす計画。

 猛暑が続く今、羊の肉を扱う店が続々と増えています。

 なぜ今、「ジンギスカン」が人気を集めているのでしょうか。

来店客 「体づくりとかにはいいなと思って来た」 「サッパリしてる感じがする」

大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん 事業責任者 河島義矩さん 「男女比も最初は8対2ぐらいの割合だったが、今は7対3ぐらいまで。年々女性の来店も増えている」

 女性客の支持を徐々に得ているといいます。

来店客 「よくジンギスカン食べる」 「普通の焼肉よりはヘルシーでおいしいのかな」

 別のジンギスカン専門店「ヤマダモンゴル」も、現在の3倍の15店舗に増やす予定にしています。

■ジンギスカン店 増加の理由

 北海道以外でも増え続ける「ジンギスカン店」。その理由は、一体何なのでしょうか。

大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん 事業責任者 河島義矩さん 「輸送、輸入、工場での色んな技術が上がって、すごく鮮度のいい品質の高い肉が国内に入ってくるようになってきた」

 さらに、店舗数の多い焼肉店と違い、出店地域に競合他社が少なく、個性を生かせるのも各社が参入する理由の一つだといいます。

大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん 事業責任者 河島義矩さん 「北海道だけの郷土料理だったものが、いま関東に進出し、徐々に全国にジンギスカン店が出店している」