来月1日の防災の日を前に東日本大震災の伝承施設の担当者らが都内のイベント出席し、「震災の教訓を知って自分のいのちを守ってほしい」と訴えます。
東日本大震災の教訓を伝える伝承施設は岩手県、宮城県、福島県、青森県を中心に現在345施設ほどあります。
今月30日に都内で行われる「震災伝承施設」のイベントには岩手県釜石市と陸前高田市、宮城県気仙沼市、福島県いわき市の合わせて4つの施設の担当者らが出席します。
活動の報告や9月1日の防災の日を前に首都直下地震への備えなど、「どうやったら自分や大切な人のいのちが守れるか」について話すということです。
イベントの主催者は「首都直下地震への備えは東日本大震災から学ぶことが非常に多い」「災害を自分事としてとらえぜひ東北の伝承施設にも足を運んでほしい」としています。
イベントは今月30日午後1時から東京・江東区にある防災体験学習施設「そなエリア東京」で行われるほか、オンラインでも配信されるということです。
提供:気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館