山口県宇部市の長生炭鉱で海底の坑道から人の頭蓋骨などが発見されたことを受け、超党派の国会議員が国も遺骨収集に加わるよう厚生労働省に要請しました。

 長生炭鉱では1942年に水没事故が発生し、朝鮮半島出身者を含む183人が犠牲となりました。

 先月、遺骨収集に向けて活動する市民団体が潜水調査を行い、人の骨を複数発見したことを受け、社民党の福島瑞穂党首ら超党派の国会議員が国も遺骨収集に参加することなどを厚労省に要請しました。

 要請後、福島党首らは実際に現場を調査をしたダイバーの話を厚労省の担当者らが聞く機会を設ける予定だと話しました。