自民党総裁選挙は告示まであと3日となり、19日は午後に高市前経済安保担当大臣が会見を開き、正式に立候補を表明します。

 (政治部・平井雄也記者報告)  高市陣営の幹部は「とにかく経済」だとして、「積極的な成長投資」などを柱とした公約を打ち出す方針です。

 高市氏は、これまで物価高対策として訴えてきた消費税の減税には触れず、所得に応じて給付や減税を行う「給付付き税額控除」の制度設計に取り組むと訴える方針です。

 狙いについて、陣営幹部は「総裁候補として実現可能性が高い政策を打ち出す」と解説します。

 一方、河野前デジタル大臣は、今回は自身の出馬は見送り、小泉農水大臣を支持すると明らかにしました。

河野前デジタル大臣 「この日本の難しい状況の中で自民党をまとめ引っ張っていく、小泉さんが一番ふさわしいのではないか」

小泉農水大臣 「河野さんらしい力を発揮していただきたいと思ってますし、大変心強く思っております」

 小泉氏は20日予定する出馬会見を前に着々と議員の支持を固めています。