石破総理大臣もこの後、国連総会で一般討論演説を行います。今後、日本もパレスチナの国家承認に踏み切る可能性があるとの立場を発信する予定です。

 演説では、戦後、日本は「アジアの寛容の精神に支えられた」と振り返ったうえで国際社会に対して「分断より連帯、対立より寛容を」と訴えます。

 また、ロシアによるウクライナ侵攻に歯止めをかけることができないなど、国連が機能不全に陥っているとして、常任理事国の拡大などの安保理改革の必要性を指摘する方針です。