セクハラを認定された沖縄県南城市の市長が、女性職員に対し被害の口止めを迫っていたことが分かりました。

南城市　古謝市長 「ハグしたさ。第三者委員会にあんた話したの」

　市が設置した第三者委員会で女性職員へのセクハラを認定されている古謝景春市長は、行為の一部を認めたうえで、辞職しない考えを示しています。

　ANNは市長が女性に対し、行為の口止めなどを迫る音声データを入手しました。

南城市　古謝市長 「それ以外、変なことをやられていないって言ってね」 女性 「ハグとかされたことですか」 南城市　古謝市長 「そうそう、ハグはやったさ。あんたが言ったのかと思って」 女性 「私にした時のこと」 南城市　古謝市長 「あんたが言ってなかったら、僕はずっと否定するからさ」

　女性はその後、休職していて、「被害者はおびえて過ごすしかない。本当に悔しい」と話しています。