日本保守党の竹上裕子衆議院議員が記者会見を開き、「党運営の実態が看過できない」などとして19日付で離党届を提出したことを明らかにしました。

竹上裕子衆議院議員 「支部、候補者、議員、そして職員に対する扱いに対し、著しい不公平を受けております」

 竹上氏は、百田尚樹代表が4月22日の会見の後、ペットボトルを投げ付けるなどしたことに「恐怖を覚えた」と明かしたほか、当選後の「活動資金はすべて自ら投入した。党の活動が制限されている」と訴えました。

 そのうえで「公党としてのコンプライアンスやガバナンスはどこにあるのか不安だ」として、19日付で離党届を提出しました。

 ただ、島田洋一政調会長は自身のXで「日本保守党は竹上氏の『離党届』を受理していない」と説明しています。

 竹上氏は、2024年の衆議院選挙で比例東海ブロックから初当選しました。