ガザ地区の和平合意の「第1段階」としてイスラム組織「ハマス」に拘束されていた人質の解放手続きが始まりました。人質7人の解放に続いて残りの13人が解放されました。

 イスラエル軍は13日、人質7人が国際赤十字から引き渡され、イスラエルに帰還したと明らかにしました。

 全員、歩ける状態で、医療機関で検査を受けて家族らと再会する予定です。

 ハマスは拘束する48人のうち、まず生存する20人を解放するとしています。

 そして、イスラエル軍は残る13人の人質も解放されたと明らかにしました。

 この解放と引き換えにイスラエルは収監するパレスチナ人約2000人を釈放する予定です。

 ロイター通信は釈放が予定されているすべてのパレスチナ人がバスに乗り込んだと伝えています。