囲碁の7大タイトルの一つ、名人戦七番勝負の第6局は一力名人が15日午後、挑戦者の芝野十段に勝利し、4勝2敗で初防衛に成功しました。

 一力遼名人(28)に芝野虎丸十段(25)が挑戦する名人戦の第6局2日目は愛知県田原市の温泉宿「角上楼」で午前9時から始まりました。

 一力名人は初防衛を、芝野十段は去年、一力名人に奪われたタイトルの奪還を狙います。

 ここまで一力名人の3勝2敗で、一力名人が初防衛にあと1勝としていました。

 第6局は一力名人が芝野十段に勝利し、初防衛に成功しました。

 これで一力名人は、棋聖、天元、本因坊と合わせて7大タイトルのうち、4冠を維持しました。