NATO=北大西洋条約機構は、アメリカ製兵器などを購入してウクライナに供与する枠組みに加盟国の半数以上が参加を表明したと明らかにしました。

 NATOは15日、ベルギーのブリュッセルで国防相会合を開きました。

 ルッテ事務総長は会合後の会見で、アメリカ製兵器などを購入し、ウクライナに供与する枠組みに、32の加盟国のうち16カ国以上が参加を表明していると述べました。

 今年9月の運用開始当初は、オランダやドイツなど6カ国のみの参加でした。

 アメリカのヘグセス国防長官は会合を前に「トランプ大統領の下で私たちが学んだことの一つは、力によって平和を積極的に実現することだ」と主張し、枠組みへの参加を求めていました。