日本銀行の小枝審議委員は今後の利上げについて「過度に慎重になることはない」と述べ、利上げを継続する姿勢を示しました。

日本銀行 小枝淳子審議委員 「中立(金利)のレンジを念頭に置きつつも、経済物価・金融環境の状況を見ながら政策権利を適時に調節していくことが必要だと私は考えております」

 小枝審議委員は午前の講演で、物価の上昇リスクが相応にあることを強調したうえで、今後の利上げについて「過度に慎重になることはない」と述べました。

 また、日銀が1.1から2.5%程度と推計している景気を熱しも冷ましもしない「中立金利」については「下限の目安である1%よりは相応に上である」との考えを示しました。

 日銀は先月の金融政策決定会合で政策金利を1.25%程度まで引き上げましたが、会見で連続利上げをする可能性があるか問われると、「特定のペースを念頭に置いているわけではない」と述べるにとどめました。