神奈川県にある重度の知的障害者が利用する障害者施設で、男性職員が利用者の頭にバケツをかぶせる虐待行為をしていたことが分かりました。

 神奈川県によりますと、厚木市にある重度の知的障害者などを対象とした「七沢療育園」で3日、30代の男性職員が利用者の男性の頭にバケツをかぶせて1分ほどにわたって抑える虐待行為をしたということです。

 男性は6人が生活する部屋のベッドであおむけで横になっていた状態で、巡回していた他の職員が目撃して上司に報告して発覚したということです。

 職員は調査に対し、「男性が大きな声を出し続けていて、消灯時間が迫っていて焦った。声を抑えるためにやった」「自分の声の大きさを自覚してもらうためだった」などと話しているということです。

 他の職員らに聞き取りをしたところ、この職員による他の不適切な行為は確認されていないということです。

 吉橋学園長は「利用者全員と家族に不安な気持ちを与えた」とコメントしています。